私たちの暮らす地域社会では、少子高齢化が急速に進展する中、経済・雇用情勢の変化や、核家族・
ひとり暮らしの増加といった家族形態の変容などを背景に、育児や介護、就労や生活困窮、
ひきこもり
などといった多様な生活や福祉課題を抱える世帯が、若者や中高年など世代を超えて
増加しています。
また、近年では、高齢者の孤立・孤独死、児童虐待などの事例がより顕在化し、大きな社会問題となって
います。

「貧困の連鎖」や「8050問題」など今日の福祉課題は、多様かつ複合的な要因を含んでおり、地域住
民や関係機関と連携し、包括的に取り組む必要があります。こうした中で、幸手市社会福祉協議会内に設
置されている幸手市生活自立支援センターでは、生活に不安を抱えてお困りの方や、経済的な理由等で
お悩みの方に対する支援を実施しています。

平成30年度は、地震や台風・豪雨等の大規模災害が日本各地で発生し、甚大な被害が起
ました。また、最近になって政府の地震調査委員会も「しばらく大きな地震が起きないとは考えないでほし
い」と警告を呼び掛けております。そこで、大規模災害に備えて災害ボランティアセンター
の運営強化をする
ことと合わせ、「災害ボランティア登録制度」をより充実し、訓練や研修等を積極的に実施していくことが重要
となります。

地域福祉を取り巻く社会状況の変化や多様化する福祉ニーズに柔軟に対応するよう地域住民や関係
機関と更なる協力体制を築くとともに、ボランティア活動やサロン活動への支援の充実を
図りつつ活動先へ
積極的に出向くことで関係構築に努めます。

こうした事業を実現するためには、会費・共同募金・寄付金といった自主財源の確保が必要不可欠なこ
とから、幸手市社会福祉協議会では区長さんをはじめ地区住民の皆様への理解を深めるべく今まで以上
に社協の取り組みを広く住民へのPRに努め、「誰もが安心して暮らすことができる
福祉のまちづくり」を
目指し、次のような取り組みを行います。

(単位:円

令和元年度予算

(単位:円

サービス区分別予算

〇 幸手市生活自立支援センターの運営強化を目指し、生活困窮者の自立を支援します。

生活が困窮に至った方々を自立に向けて支援する相談支援機関「幸手市生活自立支援センター」を
広く周知し、自立相談支援事業を積極的に推進します。また、孤立している困窮者には支援が届くような取
り組みや、複合的な問題を抱えている相談者には関係機関との連携強化を図れるよう、職員の継続的な
スキルアップに努めます。

〇 災害時に備えて災害ボランティアセンターの運営整備と体制づくりに力を入れます。

大規模災害発生時に、設置される「災害ボランティアセンター」が十分に機能するよう訓練等を通じ、運
営整備と体制づくりを進めます。また、災害ボランティアの活動が効果的に行われるように、災害ボランティア
登録者を対象とした研修等を充実し、災害に対する意識を高めるとともに、新規の災害ボランティア登録者
の増加を目指して広報に努めます。

〇 サロン活動を支援します。

身近な場所で気軽に集まる「ふれあい・いきいきサロン」の活動先へ積極的に訪問し、運営上の悩みご
となどの相談をお受けしたり、求められた支援の協力をするすることで、サロ
ン参加者との関係構築に努
めます。また、新規サロンの立ち上げを考えている地域については、相談受付や情報提供等、積極的に支
援します。

〇 ボランティア活動を推進します。

ボランティアは、地域の中にある暮らしの課題解決に取り組む重要な担い手です。ボランティア活動へ関
心を持っていただけるように、各種ボランティア養成講座や講習会を開催するなど、多くの方に「ボランティア・
市民活動センター」を知ってもらえるように努め、ボランティアをしたい人とボランティアを必要としている人を
つなぐ“ボランティアの相談窓口”の機能を強化します。

〇 地域住民とのつながりや関係づくりを進め、社協の福祉活動への理解を深めます。

地域に出る機会を増やし、住民とのつながり・関係づくりを進めるとともに、社協さって市等の広報にも
力を入れ、より
多くの方に「幸手市社会福祉協議会」の福祉活動を知ってもらい理解を深めることで、活
動に
必要な自主財源となる会費・共同募金・寄付金の協力を得られるように全力を尽くします。

 事業計画(その他各種事業

勘 定 科 目 予 算 額
大  区  分
収  入 会費収入 6,280,000
寄付金収入 2,000,000
経常経費補助金収入 43,674,000
受託金収入 10,095,000
貸付事業収入 150,000
事業収入 1,896,000
負担金収入 5,000
就労支援事業収入 4,900,000
障害福祉サービス等事業収入 84,343,000
受取利息配当金収入 31,000
その他の収入 27,000
基金積立資産取崩収入 3,700,000
前期末支払資金残高 1,032,000
収入計 158,133,000
支  出 人件費支出 116,131,000
事業費支出 17,709,000
事務費支出 3,273,000
就労支援事業支出 4,900,000
貸付事業支出 450,000
共同募金配分金事業支出 7,651,000
分担金支出 55,000
助成金支出 1,202,000
固定資産取得支出
200,000
基金積立資産支出 30,000
積立資産支出 1,055,000
その他の活動による支出 5,077,000
予備費支出 400,000
支出計 158,133,000

 

令和元年度 事業計画

(福)幸手市社会福祉協議会

本部 サービス区分 予 算 額
法人運営事業 41,316,000
地域福祉事業 16,295,000
ボランティア・市民活動センター事業 1,725,000
福祉サービス利用援助事業 931,000
生活福祉資金貸付事業 113,000
生活困窮者自立支援事業 8,510,000
合    計 68,890,000
拠点区分 予 算 額
本部 68,890,000
幸手市障害者自立支援施設 89,243,000
合    計 158,133,000
■ 平成31年度の重点事業                   
■ 基本方針                         

拠点区分別予算

(単位:円

 事業計画(法人運営・地域福祉事業

幸手市障害者自立支援施設 サービス区分 予 算 額
さくらの里
41,997,000
なのはなの里 47,246,000
合    計 89,243,000